第55回三重県透析研究会学術集会

みなさんこんにちは！伊勢赤十字病院の大西孝宏です。今回平成30年2月11日に三重県総合文化センターにて開催される第55回三重県透析研究会大会長を拝命させていただきました。皆様からのたくさんの演題発表をお待ちしておりますので何卒よろしくお願いしたします。

自分が腎臓病専門医を志した30年ほど前は、エリスロポエチン製剤が市場にでてきたころでした。その後、医学の進歩とともに透析治療は大きく進歩し、透析技術の向上とともに多くの合併症を克服してきました。

現在日本は他国に類を見ないほど速さで人口の高齢化が進み、高齢者に照準を合わせた新しい透析医療が必要となってきております。高齢者透析には様々な問題があり、医療スタッフだけでなく、地域や国とも連携し問題を解決していく必要があり、新たな透析の創生期とも思っております。

このようななか、「まず透析はシャントから」を合言葉に、特別講演は高橋内科クリニックの下池英明先生に来ていただき「エコーを使ったシャント管理」を予定しております。

なお今回、前回のプログラムを少し変更させていただきました。

変更点は
１、優秀賞の選出は従来通りとすること、
２、大会長講演を行うことです。

当日は多数のご参加をお待ちしております。みんなで、三重の透析を熱く議論し、盛り上げていきましょう！ よろしくお願い申し上げます。